汗の種類

汗の種類について

まずは、汗というものが実際にはどのような仕組みでできており、どのような種類があるのかを解説していきます。その中で、汗が持つ役割やわきがとの関連性まで含まれて説明します。

汗の種類と腋臭の原因

汗をかく、いわゆる発汗は主に体温調節を目的として汗腺という場所から行われます。しかし「汗」とひとくくりにしても人間の体から出される汗は1種類ではありません。また、その成分も異なります。

汗は「汗腺」という汗が出る穴があってそこから出るのですが、その汗腺は2種類あります。「エクリン腺」と呼ばれるものと「アポクリン腺」と呼ばれるものです。

腋臭の原因はこのエクリン腺とアポクリン腺という二つの汗腺のうち、アポクリン腺と呼ばれる汗腺に起因することになります。

まずはこのエクリン腺とアポクリン腺の両方のしくみや役割を詳しく見ていきましょう。

 

エクリン腺

エクリン腺とは、汗を排出する分泌腺の一種。一般的に汗という場合は、ほぼこのエクリン腺から排出される汗です。人間の体のほとんどの部分に存在しており、200万個〜500万個ほど存在しています。
>>エクリン腺とは

 

アポクリン腺

人体におけるごく限定された部分に存在している汗腺の一種。そのほとんどはわきの下にあります。別名大汗腺と呼ばれており肉眼で確認できるほど大きいのが特徴です。アポクリン腺から排出される汗は体温調節の役割は担っておらず、わきがの原因となるのはこのアポクリン腺より排出される汗です。
>>アポクリン腺とは

 

いわゆる「汗っかき」の人でもワキガでないという方は、エクリン腺が多く、アポクリン腺が少ない人です。逆に、汗はあまり書かない人でもアポクリン腺が多い人はどうしても匂ってしまいます。

ちなみに「汗っかき」と「多汗症」は似ているように思いますが、実は全く別のものです。この点に関しては「汗かきと多汗症」で詳しく説明しています。

また、より具体的な腋臭が発生するメカニズムについて「わきがの原因・メカニズム」で説明していきます。